フリーペーパーの羅針盤「仮タイトル」を作ろう
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フリーペーパーや作品集を作る前に、ぜひ主要記事の仮タイトルを決めてみてください。えっ?「まだ取材もしていないから、無理」ですか。それは、その通りですね。でも、とりあえずのタイトルでも、いいのです。最終タイトルは、取材・撮影・執筆を終えてから、決めればOK。でも、仮タイトルをつけるだけで、本の出来は、ずっと良くなります。
なぜなら、仮タイトルを決めるためには、下調べが必要です。下調べの過程で、お客さまは「自分はこの記事で何を表現したいのか」を、よく考えなければなりません。そして、できあがった仮タイトルは、「読者の目」を、お客さまに与えてくれます。
「その仮タイトルは、読者にとって魅力的か?」、そのことを、ぜひお友達や、周りの方に聞いてみてください。いろいろな意見を集めれば、出版企画をじっくり再点検できます。みんなの意見も聞いて、魅力的な仮タイトルが完成したら、取材は、ほぼ成功したようなもの。仮タイトルどおりに取材が進んでも、反対方向に取材が進んでも、きっと仮タイトルという羅針盤は、取材の進む先を照らしだしてくれます。
どんな記事も、タイトルの名前にウソがあったり、記事内容がタイトル負けたりしていれば、読者をがっかりさせるだけ。魅力的な仮タイトルを考え、その仮タイトルに負けない充実の取材・執筆を目指してください。そうすれば、きっと魅力的な最終タイトルと記事文章が仕上がること、請け合いですよ。