社長・経営者・役員インタビュー記事|面白い質問例30
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デザイン作成ソフト「ブックマ」での社長取材企画の作成例
・デザイン作成ソフトbookumaのダウンロード⇒bookumaダウンロードページへ
・インタビューテンプレートは⇒インタビューテンプレートとデザイン見本へ
bookumaは、デザイン作成から印刷発注までができる便利なソフトです。そして、印刷発注を行うまでは、無料利用できます。bookumaには、上記以外のテンプレートも多数搭載されていますし、テンプレートのレイアウト変更も自由です。本サービスの無料使用範囲については下記リンクへ。
社長・経営者・役員インタビューの質問・取材コツ大紹介
社内報・広報誌などで社長・経営者インタビュー・メッセージ記事の取材を行う際に役だつコツ・質問をまとめてみました。社長以外にも、病院院長・学校理事長・校長など、組織代表のインタビューを行う際にも役立つ記事です。ぜひご参考になさってください!
社長・経営者のプロフィールを徹底的に調べよう!|社内報・広報誌
プロインタビュアーとして著名な、吉田豪氏は、徹底して「相手の情報」を調べつくし、自らの血肉とかしてから、インタビューに臨むそうです。そして多くの被取材者は、吉田氏の自分への深い関心・理解に嬉しくなり、普段は話さないような、とっておきの話をしてしまいます。社内報の担当者も、吉田氏を見習ってみませんか。
たとえば、「社長の新入社員時代のこと」・「社長の一番自慢とする会社での実績・成果」・「社長の愛読書」・「社長の好きなミュージシャン」・「社長の上司だった方たちのこと」など、御社経営者のことを徹底的に調べた上、社長インタビューの質問を考えるのです。そこまでやってインタビューに挑めば、きっと社長は、あなたの調査力・自分への深い理解に感心して、奥の深いメッセージを発してくれるはずです。そして、社長インタビューの質問には、もう一つ重要な点があります。
社員が興味があるプライべート写真・情報も少し掲載したいところ
社員の立場に立った経営者への質問も必須|社内報・広報誌
社長インタビューの質問を考えるときは、社長のことを調べ上げて社長への質問を考えるだけでなく、「社員の側に立った質問」もぜひいっぱい考えてください。御社の社員は、いまトップに何を聞きたいでしょうか?
社内報の読者は、あくまでも社員です。「自分は社員代表で、話を聞いている。皆がいま社長に聞きたいことはなにか」という意識で質問をリストアップしてみる。ですが、社員が本当に社長に聞きたいことは、厳しい質問が多いのが現実だと思います。インタビューに際しては、「社長のしゃべりたいこと」と「社員の本当に聞きたいこと」のバランスをぜひうまく取ってください。
インタビューは、事前準備がとても大事。ですが、実際のインタビューが始まったら、求められるのは、「聞き上手」。インタビュアーは、準備した質問に執着しすぎず、社長が話した言葉の興味深いところをさらに深く掘り下げましょう。事前準備した質問は、面白話を引き出せないときの、予備くらいのつもりが、ベストです。以下、社長インタビューで使える、基本的な質問ネタをお伝えします。
社長・会長などの代表挨拶文の作成にも、下記質問項目をご参考に。
社長・経営者へのインタビュー質問・企画ネタ集|社内報・広報誌
社長の経営指針・業界事情について
- 「会社の今期目標と、その実現に向けたプラン」を発表してもらう
- 「短期・中期・長期の会社の将来像」について訊く
- 「最近の業界の懸案事項・課題」について予測してもらう
- 「業界の最新動向・将来」について、社長の認識・対策を訊く
- 「社員にたいして求める基本的価値・クレドなど」を教えてもらう
- 「ビジネス誌の経営者インタビュー記事内のよい質問」をまねて訊く
部署・社員に達成してほしいこと
- 「現場で率先してやってほしいこと」を訊く
- 「皆に持ってほしい目標」について社長に質問する
- 「社員に変わってほしいと思っていること」について訊く
- 「現場に勉強してほしい」ことは何か訊ねる
- 「現場の人間に読んでほしい本」を推薦してもらう
- 「幹部社員にやってほしいこと」を聞く
- 「社長が最近気になっている部署」について語ってもらう
部署・現場社員への想いを語ってもらう
- 「営業成績優秀者・社長賞該当者等へのほめ言葉」をいただく
- 「女性社員・管理職・新人など」特定社員グループについて訊く
- 「社員を大事に思っている気持ち」について語ってもらう
- 「社内で、ほめたくなるような良い事案・部署がないか」を訊く
- 「会社で気づいた、社員の良いエピソード」を訊ねる
社員が知りたい社長の意向について
- 「現場がトップに改善してほしいと思っていること」について社長の意向を探る
- 「社長の経営理念・経営方針」などで真意が分かりにくい点について、聞く
- 「いま、みんなが困っていることについて」改善策がないか聞く
- 「困った上司」改善のため、利用できる社長の意向・言葉をうまく引き出す
- 「社員のやりたい方向」について社長の意向を探る
社長の「真意」を訊ねる
- 「最近社長が興味を持っている事項」を事前に調べ、訊く
- 「社長の最近の行動」から、その意味・真意を掘り下げる
- 「朝礼・ミーティングなどの発言」の真意・さらなる情報を訊ねる
- 「社長のメール・執筆内容・著作物」から、興味深い点を質問する
6.社長自身について
- 「社長の趣味・余暇・家族・ペット・社長の好きな食べ物」について教えてもらう
- 「最近見たテレビ・映画、感銘を受けた本」などについて訊く
- 社長自身の「新人時代」について聞く
- 社長の「子供時代・学生時代」について聞く
- 「社長に密着1日レポート」で社長業について聞く
心の広くない社長の場合、正直、訊きにくい質問もあるかと思います。社長の琴線に触れ、かつ逆鱗に触れないよう、インタビューに際しては、質問の甘辛度の匙加減をぜひご調整ください。
社長の写真写りは、インタビュー内容と同じくらい社長にとって重要!?。
社長インタビューは写真が命?
最後に、インタビューそのものではありませんが、とても大事なことを。社長取材を行う際に、プロカメラマンを利用しないなら、「写真撮影」の準備は念入りにすることをお勧めします。社内報などでは、「社長の写真写り」がよければ、それだけでも取材は半分成功したといってもよいくらいです。やっぱり、社長ともなると正直「自分大好き」方も多いですし…。社長の顔写真が素敵に掲載されていれば、それだけで社長の記事評価はだいぶよくなるはず。なお、撮影時は、以下の点にご注意ください。
社長インタビュー写真|素敵に撮影するための4ポイント
- 自然光がきれいな場所・時間を事前にロケ場所を探しておく
- 露出は、プラス0.5から1くらいにして、肌がきれいに見えるように撮影する
- 顔に光を当てられる「レフ版」もあれば、なおよし
- 事前に、社員で試し撮りをして、きれいに撮れることを確認しておく
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