内定者フォローツール|社内報の企画活用事例
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bookumaのテンプレートで作成した内定者フォローの社内報インタビュー企画例
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社内報は内定者フォローの強力ツール
入社前の内定者は、様々な不安を抱えています。その不安をそのまま放置しておくと、入社前に内定者辞退をされたり、入社後もすぐに離職されたりする確率が上がってしまうのはご承知の通りです
内定辞退を防いだり、内定者の抱える不安を払拭したり、内定者のスキルアップを促すために、巷では様々な内定者フォロー企画がありますが、本記事では「社内報」を活用した、効果的な内定者フォロー企画事例をご紹介します。
社内報は、内定者本人のみならず、その親御さんにも直接アプローチできる「内定者フォローに役立つ最強ツール」です。とくに内定者を褒める場合、誌面上で評価をすることは大きな効果があります(人を褒めるのは人前での原理です)。ぜひ、下記事例をご参考に社内報を内定者フォローにご活用ください。
以下は、就活サイト「マイナビ」による内定者が不安に感じていることのデータです。まずは、内定決定後の学生が抱える不安についてご覧ください。これらの不安解消のフォローツールとして社内報役立てる企画を、下記でご紹介します。
2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況
- 内々定者同士の人間関係を深めたい 71.9%
- 先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたい 55.7%
- 入社予定先の職場の雰囲気を知りたい 53.9%
- 入社後の仕事内容について深く知りたい 51.2%
2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況
- 入社予定企業を決定後に、不安になったことがある学生の割合 54.9%
- この会社できちんと務まるかどうか不安 38.6%
内定者フォローツールとしての社内報企画事例
社内報の内定者座談会も内定者が親密になり、お互い高めあう効果が期待できます
A.内定者研修の感想発表を社内報でフォロー
会社主催の内定者向けビジネスマナー研修などを行った場合、単に研修を行って終わりとするのではなく、研修イベントとその感想文を社内報で掲載するのもお勧めです。研修の復習の意味もでますし、親御さんにも内定者研修を行うしっかりした会社とのイメージをアピールできます。
B.内定式・内定者参加の社内行事イベントを社内報でフォロー
内定式や内定者参加のイベントを行った場合は、行事参加者として内定者の写真も撮影して、社内報に掲載しましょう。会社への一体感を高める記事になるはずです。
C.社内報の内定者座談会で内定者の不安をフォロー
内定者に参加してもらう「内定者座談会」も社内報が内定者フォローツールとして力を発揮する人気企画です。
内定者同士の座談会なら、お互いの意見を聞くことによって、内定者同士の意識を高めあえますし、内定者が相互に親しくなるきっかけにもなります。以下のような内定者座談会の企画もご検討ください。
- 内定者女子会(先輩女子社員と女子内定者の座談会もおすすめ)
- 内定者と若手社員座談会
- 社長・役員と内定者の座談会
- メンターと内定者座談会(会社が内定者にメンターをつけた場合)
D.内定者交流会(懇親会・食事会等)の社内報紹介で相互交流をフォロー
内定者の食事会写真と話題を誌面掲載するのも内定者フォロー効果が高い社内報企画です。もし社内カフェや社食があるならあえてそのような場所で開催すれば、さらに内定者が会社に溶け込むきっかけとなるでしょう。
また、ビジネスの話ばかりではなく、「いま学生ではやっていること」などの話題を掲載すると、現役社員への刺激効果も期待できます。
E.内定者フォローのための「社内報誌上公開メッセージ」
内定者をフォローするメッセージをメール・手紙で出すことはよくあると思います。そんな内定者フォローのメッセージは、社内報の「誌上公開メッセージ」にすれば、より一層効果的です。
人を褒めるときは「皆の前」でとよく言いますが、社内報のように社員・家族など多くの人に見てもらえるメディアで「褒めるメッセージ」を出すのは、きっと内定者にも「嬉しかった」体験となるでしょう。
F.社内報誌面の内定者自己紹介などで内定者家族をフォロー
内定者の自己紹介・インタビューによって、入社前に内定者のことを社員に覚えてもらいましょう。また、内定者紹介・インタビューを社内報に掲載することによって、親御さんにもわかりやすいアピールができます。内定者紹介の企画制作の詳細は、以下もご参照を。
⇒内定者紹介・インタビューの作り方
G.内定者の課題発表ツールとして社内報誌面を活用する
内定者に課題を課した場合は、その発表を社内報で行うのもよいでしょう。社内報で課題を発表すると伝えれば、よいプレッシャーになり、課題への取り組みもより真剣になるはずです。
H.入社前の内定者フォローツールとして、社内報を定期的に送ろう!
社内の雰囲気に慣れたり、社員の名前を覚えるツールとして社内報はとても有効です。内定者が社内報に掲載されていない場合でも、内定者には社内報を送付しましょう。
I.内定者に社内報制作のお手伝いをしてもらう
内定者に社内報制作のアシスタントをしてもらうのも、とてもお勧めです。以下の効果が見込めます。
- 社内報制作によって定期的に内定者と連絡・接触が発生する(囲い込み効果)
- 社内報制作によって、社内業務への理解が進む
- 入社前に現役社員を取材することによって、社内に溶け込みやすくなる
1冊丸ごと内定者向け社内報企画に挑戦もおすすめ
社内報を思い切って1冊丸ごと内定者向け企画にするのも効果的です。たとえば「内定者の目で紹介するわが社」などです。
内定者に社内の各部署などを、取材してもらったり、内定者に社長インタビューをしてもらうなどです。そのような社内報誌面なら内定者本人・家族の信頼を勝ち取れ、かつ現役社員もわが社をいまどきの若者の視点で改めてみる機会となります。
なお、社内報制作を手伝ってもらう場合は、報酬もちゃんと支払うことをお勧めします。(無報酬で手伝いをさせるとブラック企業との認識を持たれ、内定者の囲い込みに逆効果になることもあります)
J.内定者に送付する社内報に「別紙メッセージ」を同封する
内定者に社内報を送るときに、別紙で手書きのメッセージカードを同封するのも効果ありです。
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