老人ホーム・介護施設案内パンフレット|作り方と企画ネタ
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- 学校・介護施設など、業種別パンフレット作成法
デザイン作成ソフト「ブックマ」の介護施設パンフレット作成例
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介護施設・老人ホーム案内パンフレットの簡単な作り方
有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)・多機能ホーム・グループホーム・ケアハウス・軽費老人ホームなどのご担当者でパンフレットを自作デザインしたいが作り方が分からないという方へ。以下に、介護付き老人ホームパンフレットで掲載すべき大事な情報をご紹介します。
なお、パンフレットだけではなく、「介護施設の広報誌」に興味がある方は、以下もご参照ください。
介護施設・老人ホームパンフレットで一番大事なキーワードは?
老人ホームパンフレット作成で大事なキーワードは、いくつかありますが、一番重要なキーワードは「安心」だとホンラボは考えています。入所者は、介護施設での新生活を送るにあたり、「家族・友人の付き合いが切れないか」、「金銭のやりくりに行き詰まらないか」、「病気が悪化しても入所を続けられるか」など様々な不安を持っているのが普通です。
どの介護施設がよいのか探している入所希望者に、来る新生活の安心感を感じさせ、不安感を取り除けたパンフレットが一番効果を発揮するはずです。
介護付き老人ホームのパンフレット作成で、掲載すべき基本企画内容は、以下にご紹介する「入所者が老人ホームを選ぶ際に重視したポイント」の10項目です。
老人ホーム施設パンフレットのサービス紹介テンプレートとデザイン例
必須企画!介護付き老人ホーム入所者の「重視ポイント10」
- 1位 立地条件
- 2位 月額費用
- 3位 入居費用(入居一時金について、入居金0円などの条件)
- 4位 医療体制の有無(医療サービスの範囲・費用など)
- 5位 施設・設備の充実度
- 6位 スタッフの雰囲気・人柄
- 7位 施設の清潔感・雰囲気
- 8位 ホームの運営会社の信頼性
- 9位 部屋の間取り
- 10位 食事内容(こだわりや療養食への対応など)
HOME’S介護アンケートより。一部ホンラボで注釈を追加 http://kaigo.homes.co.jp/report/kuchikomi_07/
貴施設が老人ホームのパンフレットを作成する場合は、上記10項目を均等に紹介するのではなく、「競合施設と比較した強みを3つ」大きく紹介し、「残り7つ」の情報は、基本的な情報をキチンと紹介するだけにするなど、メリハリをつけてパンフレット記事を作成してみてください。
介護施設パンフレットのサービス紹介企画のテンプレートとデザイン見本
老人ホームパンフレット、他にもあるこんな企画重要項目
老人ホームパンフレットを作成する際は、上記ポイント10以外にも、こんな項目もおすすめです。
- 「貴ホームの強みを紹介する際は、入居者の声」をなるべく活用する
- 「スタッフ」に自信があるホームは、スタッフの声・写真も活用する
- 入居費用の償却期間や償却方法
- 入居者の雰囲気
- 居室(面積・基本設備内容)・共同スペース
- 周辺の医療機関の有無
- 施設の運営方針
- 外出許可の取得が楽かどうか
- 長期入院後も受け入れをしているか
- 介護・医療サービス以外のサービスの提供内容
- 娯楽サービスの内容(イベント・レクリエーション)
- 介助サービス内容と費用(送迎、買い物代行、シーツ・おむつ交換代など)
- 貴ホームならではの施設・サービス
- 夫婦部屋がある
- 要介護認定がなくても入居可
希望者が「入居可能かどうかの確認」・「施設見学申し込み」などは、希望者が気軽に電話・ホームページ・メールなどで連絡できるように、わかりやすい画像・文言でパンフレットまたは別紙に掲載しましょう
頻繁な更新項目などは、施設案内パンフレットとは別紙に!
「頻繁に変更・変動する可能性の高い価格などの情報」は、パンフレットに掲載せず、別紙にして紹介すると、情報変更によるパンフレットの再作成コストの削減をはかれます。
また入所者へのアピールにつながらない・「申し込み方法・入所手続きなどの細かい情報」・「あまり強みでない情報」など事務的情報も別紙で作成すると、変更も容易ですしコスト削減になります。
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