プロっぽく見える、書体使用法とは?

「プロデザイナー」と「一般の方」がデザインする本で、一番違う点をご存知でしょうか。一見して気づきにくいが、大きな違いがあります。それは、「文字のデザイン」へのこだわりの差です。

プロデザイナーは、「書体の選び方・文字の配置場所・字送り・行間」に、信じられないくらい細やかな神経を使っています。プロっぽいデザイン作成をしたいお客さまは、ぜひプロデザイナーの「文字使いのこだわり」に学びましょう。高いデザイン完成度を目指すお客さまは、ご自身のデザインに映える書体を、いろいろ試してみてください。きっと、書体が変わるたびに、驚くほどデザインの印象が変わるはずです。そして、さらにプロっぽいデザインを目指すお客さまは、「書体使いの基本技」を覚えてみませんか。

その方法はシンプルです。それは、同一のデザインページでは、使用書体を2種類、多くても3種類までに、絞るということ。もしお客さまが、2書体以上を使う場合も、太さだけが違う、同書体を使用するのが基本です。たとえば、本文が「HG明朝B」だったら、見出しには太さがある「HG明朝E」を使うのです。これで、デザインがオーソドックスにまとまります。そして、どうしても、異なる書体を複数使いたい場合は、ひとつ気をつけたいことがあります。

それは、書体系統を揃えること。たとえば、日本語書体を大きく分類すると、2系統の書体に分かれます。ご存知「明朝系」と「ゴシック系」です。同一デザインページに「明朝系」と「ゴシック系」を混在させるのは、デザインがまとまらない大きな理由のひとつです。デザイン慣れしていない方は、極力「明朝系」か「ゴシック系」かを統一してみてください。複数書体を使った場合でも、デザインの統一性がグンとあがりますよ。

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