写真配置レイアウトデザイン|ソフトbookumaでのコツ

パンフレットの写真は一レイアウトのページデザイン案

 

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写真集・カタログ・パンフ等|写真レイアウト配置のコツ

パンフレット・カタログ・写真集等の写真配置レイアウトで迷われるというお客さま、個別の写真配置レイアウトのデザインサンプルを覚えるのもよいですが、以下の「編集者の写真選び・配置の4つのコツ」をマスターしてみませんか。

 

写真レイアウト配置の大原則を知れば、きっと読者の閲覧率を上げるレイアウトデザインが作成できますよ。

 

 

 

1.冊子レイアウト配置予定の写真データを最初にチェック!

冊子の写真配置レイアウト前の写真データのチェック項目です。写真のレイアウト配置に迷う前に、まず写真データ自体が適正であるか、よくチェックしましょう。

 

  • 写真のピントはあっていますか
  • 写真の明るさは適正ですか(明るすぎず、暗すぎない)
  • 印刷の画像解像度を満たす画像サイズですか。

上記を満たしているなら、以下の写真配置レイアウトのデザインのコツへお進みください。

 

 

 

2.レイアウト配置写真を厳選して、似た写真を掲載しない

パンフレット・カタログなどの写真配置・レイアウトで、一般の方と、プロ編集者で、一番違う点は、「プロは写真を厳選して、似た写真をプロは掲載しない」です。ポイントは、2点あります。

 

1点目、プロ編集者の場合、1Pに使用予定の写真が5点くらいだった場合でも、構図を変えたり、撮影場所を変えたり、寄り撮影・引き撮影をしたりして、かなり多様な印象の写真を撮影します。そのため、写真を選ぶ際、多様な選択肢があることになります。

 

2点目、たとえば、写真を30枚撮影して、その中から写真を5枚選ばなければならない場合、プロ編集者は、よい写真を選ぶのは当然ですが、「限られた掲載写真点数で、いかに多様な変化をつけるか」を重視します。

 

よい写真でも似た写真は選ばず、似た写真を使うくらいなら掲載写真点数を極力減らします。写真レイアウト・配置で誌面に変化をつけやすい写真を厳選しましょう。

 

最終的に写真を厳選する際は、以下のような点をご配慮ください。

 

 

写真を厳選する際のルール

  • パッと見た際に、色の印象が似通っていない
  • 被写体の「寄りと引き」、遠近のバランスが異なっている
  • それぞれの写真の、構図に変化がついている
  • 写真の撮影場所・背景が異なる
  • 人物写真の場合、表情・顔の向き・人数などが異なる
  • 動きのある「動の写真」と、動きがない「静の写真」がある
  • 写真を撮影したときのアングルに変化がついている

 

 

上記のような写真選びを行うと、写真レイアウトデザインのレベルが上がります。たとえば、以下のサンプル画像をご参照ください。左ページは、似た写真を選ばず、右ページは、似たような写真を選んでいます。同一の写真配置レイアウトでも、印象がずいぶん異なりませんか。

 

 

デザインソフトbookumaの写真レイアウト配置見本

 

左ページは、「似た写真を選ばなかった場合」、右ページは「似た写真を選んだ場合」

 

 

上記見本画像のように「掲載する写真を厳選して、似た写真を選ばない」と、実は、シンプルな写真配置レイアウトでも誌面デザインには、十分に変化がつきます。

 

 

 

3.本の綴じ方向で「よい写真」の配置場所は決まる

見開きの左ページ・右ページに写真を1枚ずつ配置する場合、お客さまは、左右どちらに気に入った写真を配置しますか。

 

新人編集がまず覚える、写真配置の簡単なコツがあります。それは、本の表紙を正面から見た場合、本が左右のどちらで綴じているかを見るだけ。お客様の作っている本が、「左綴じ」なら、右ページに、「右綴じ」なら、左ページによいと信じる写真をおくのが原則です。まず、以下のサンプル画像を見てください。

 

 

左綴じ冊子の写真レイアウト配置デザインの見本

 

※左綴じ冊子の場合:右ページに目立つ写真を配置

 

 

 

右綴じパンフレット冊子の写真レイアウト配置デザインの見本

 

※左綴じ冊子の場合:右ページに目立つ写真を配置

 

 

上の例では、「脳の3DCGイメージ」の写真が「よいと思う写真」とします。その場合、読者が本のページをめくった際に、まず目に飛び込むページ側に、よい写真を配置するのが、編集の基本技なのです。とても単純なことですが、写真配置の左右を変えると、ずっとプロっぽい本に仕上がりますよ。

 

 

 

4.写真レイアウト構成に「リズム」があると飽きずに読める

パンフレット・カタログなどの誌面に「リズムがある」とは、何か。それは、読者の目線になったときに、本を読むのに、ほどよい変化が付いているということです。

 

読者がページをめくった時に、似たような写真レイアウト・デザイン・色が続きすぎず、適度に変化がついていて、ページをめくるたびに誌面に新鮮さを感じ、誌面に興味が持てるイメージです(かといって、ページをめくるたびに、誌面変化がありすぎるのも、ごちゃごちゃしてよくありません)。たとえば、以下のようなイメージです。

 

 

・グリッドデザインのページが続く⇒コラージュ風の崩したページ

・写真メインのページが続く⇒テキスト中心のインタビューページ

・大きな写真を配置した写真ページが続く⇒テキスト中心のインタビューページ

・パステルカラーのデザインページ⇔原色・モノクロなどのデザインページ

 

 

冊子の写真レイアウトデザインが完成したら、実際に誌面をめくった時の読者の気持ちになりきり、誌面をめくった時に「単調すぎず、かといってごちゃごちゃ誌面が変わりすぎでもない」、ちょうどよい「リズム感」があるかチェックしてみてください。

 

 

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