特集記事タイトルの付け方・コツ|社内報

社内報の企画特集記事タイトルの付け方

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社内報の「特集記事タイトルの付け方」の4原則

「社内報特集記事タイトル」の上手な付け方を知りたいご担当者様、プロ雑誌編集者の「記事タイトルの付け方4原則」をぜひ覚えてください。この4原則を覚えて、記事タイトルの付け方のコツを知れば、社内報記事タイトルを付けるのがとても簡単になります。以下、ご参考にどうぞ。

 

 

 

1.読者興味を引くことが「記事タイトル」の最重要の役割

これが記事タイトルの一番の役割です。読まれない記事は、存在しないも同然。読者が興味を感じそうな記事タイトルをつけましょう。しかし、記事タイトルが記事内容とあまりにかけ離れてしまうと、実際に記事を読んだときに、読者はがっかりしてしまいます。あくまで、記事の内容に沿った範囲内で魅力的なタイトルを考えてください。芸能誌やワイドショーのように、タイトルは仰々しいのに、記事・番組の中身がないというのは、社内報では本末転倒です。

 

 

 

2.ファクト重視の記事タイトルを付けよう

「原則1」と反しますが、記事タイトルには、読者が「その記事を読むか読まないか」を客観的に判断するための、判断材料という側面もあります。そして、企画立案・取材に成功していれば、魅力的かつ客観的なタイトルをつけるのは、実は簡単です。

 

取材段階で、魅力的な話を引き出していれば、客観的な特集記事タイトルを付けるには、記事本文内の「氏名・役職・数値・固有名詞・実績」などの具体的な事実(ファクト)をタイトルに取り入れるだけでよいのです。主観的な修飾語は、不要なくらいです。たとえば、以下の2つのタイトルを比べてみてください。修飾語が多いタイトルAと客観的なタイトルB、どちらが魅力的ですか。

 

 

A:「事務用品が他店と比べてめちゃくちゃ安い。期間限定特別セール」

 

B:「閉店前1週間限定。OA機器・トナー等の事務用品が全品50%OFF」

 

 

タイトルAを見ても、「他店と比べてとは、どこのお店と比べて?」・「安いというけどどれくらい安いの、本当に安いの?」・「なぜ安いの?」・「事務用品のなにが安いの?」・「いつまで安いの?」などと疑問を持たれませんか?

 

事実を多用した「タイトルB」では、もっと具体的なイメージがわきませんか。タイトルつけは、記事内の具体的な「事実」を使用すれば、失敗しにくくなるはずです。もし、タイトルに取り込める魅力的な客観的事実がない場合は、そもそも、企画自体がつまらないか、取材段階で魅力的事実を引き出すのに失敗したのかもしれません。

 

 

 

3.プロのタイトルは、企画・取材・執筆の3段階で決まる

プロの編集者・記者・インタビューアー等は、実は企画・取材・執筆の3段階で、それぞれタイトル案を考えます。

 

 

1.企画段階で記事の仮タイトルを作成する

企画立案時には、取材対象の調査を行い、「この取材対象の場合、きっとこのような面白い取材内容が得られ、こんな記事内容が考えられるはず」と仮タイトルを作成します。そして、その仮タイトルに合わせて、取材時の質問項目を多数考え、取材準備を行います。

 

 

2.取材時に、タイトルになるような面白い話を聞きだす

実際の撮影・取材時には、事前に考慮しておいた「仮タイトル・記事内容・質問項目」を念頭に置きながら、取材をするわけですが、あくまで、それらは、参考資料程度(その予想通りになることはほとんどないため)。目の前の取材対象から面白いと思える内容を取材するために、事前準備は半分忘れて、柔軟に取材します。そして、取材を進めながら、「このような取材内容なら、こんな記事内容・タイトルにできないかな」などと、魅力的なタイトルをつけることが可能なように、取材を進めます。

 

 

3.本文執筆前・執筆後にタイトルを考える

取材内容をテープ起こしした後に、取材内容のどこをピックアップしたら面白い記事になるか、執筆記事の方向性をざっくり決めます。つぎに、本文執筆前には、最終的な仮タイトル案を決めます。記事本文内で使用しそうな「印象的な言葉」・「魅力的な事実」を複数ピックアックして、それらを組み合わせてタイトルを考えるのです。そして、実際に原稿を書いた後に、そのタイトルと原稿内容で齟齬がないか、もっと面白いタイトルにできないかを考え、最終タイトルを決定します。

 

 

 

4.経営幹部の意向・社員の興味のバランスをとる

社内報記事タイトルが面白くない原因の一つとして、取材を受けた経営幹部が記事タイトルを決めてしまい、その記事タイトルがつまらないというケースがよくあります。もし、経営陣が決めた記事タイトルの調整が可能なら、「社員が興味を持ってくれる記事タイトル」に少しでも近づけるように、経営陣と折衝をして、「経営陣の意向」と「社員の興味」のバランスをとってください。

 

 

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