カタログ冊子の機械的・興味別分類を知って受注率アップ!

フラワーショップのギフトカタログの表紙テンプレートデザイン案

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カタログ冊子の分類方法で、受注率が変わる!

製品・商品カタログ作成で、もっとも多い失敗とは、何だと思いますか。

 

それは、写真のクオリティが低いことでもなければ、文章の質が悪いことでもありません。もっとも多い失敗は、カタログ構成の「製品・商品の分類方法」がわかりにくいということです。

 

製品・商品カタログの生命線は、調べやすさです。昔のカラオケボックスに行ったことがある方なら、「カラオケ本」の検索方法が非常に多様だったことを覚えているかと思います。「あいうえお順」・「歌手のあいうえお順」・「年代順」・「曲調別」など、実にニーズに合わせた多彩な検索方法がありました。ですが、企業・店舗がカタログを作成する場合、「カラオケ本」のように、複数の「分類方法」・「索引」を充実させたくても、コストの関係上、ページ数を増やすのが難しいのも現実です。

 

製品・商品カタログの分類方法を1、2種類にしぼらなければならない場合、その分類方法の善し悪しがとても重要になります。

 

製品・商品カタログを作成するお客さまは、まず「お客さまが情報を探しやすいか」、「お客さまの興味に沿った分類か」を、ぜひ検証して見てください。覚えておくべきカタログの分類方法は2種類あります。

 

 

カタログの分類基本「機械的分類」・「興味別分類」を使いこなす

製品・商品カタログの分類基準には、「機械的分類」と「興味別分類」という2種類があります。

 

  • 「機械的分類」は、「アイウエオ順」・「abc順」・「番号順」など
  • 「興味別分類」は、「値段別」・「スタイル別」・「面積別」など

 

この2種類の基準を、うまく使い分けます。「機械的分類」は、お客さまがカタログで商品・情報を調べるときの「探す基準」がとても多い場合に向きです。「電話帳」・「カラオケの曲カタログ」などは、探す人によって、「探し方」・「探したい情報」があまりに異なるので、情報に「甲乙」つけがたい。そのような製品・商品カタログの場合、シンプルな機械的分類が向いています。

 

反対に、「興味別分類」は、その製品・商品カタログを読むお客さまに、商品・情報を「探す基準」がしっかりある場合に向きです。たとえば、中古マンション情報を探している人は、その人の中に「選ぶ基準」がしっかりとある場合が多いでしょう。

 

たとえば「地域は渋谷区のみ」・「予算は、7000万円まで」・「築年数は、10年まで」などの基準を、お客さまが持っていたりします。そのような顧客に向け、カタログを作る場合は、お客さまが一番関心の高い基準を、メイン分類方法にしてください。たとえば、中古マンション雑誌の場合、景気のよいときは、以下のような感じでしょうか。

 

・1位「地域」

・2位「予算」

・3位「築年数」

 

たいていのお客様は、上のような関心順だったとします。その場合は、1位の分類基準で一番検索しやすいようにカタログの目次を作成し、2位・3位は、巻末の索引ページで検索できるという分類法の構成がよいでしょう。ですが、このお客さまの関心基準は、時代や景気によって変わっていきます。不景気のときは、こんな基準に変わるかもしれません。

 

・1位「予算」

・2位「築年数」

・3位「地域」

 

もし、このように、「地域へのこだわりはあきらめ、安く築浅の物件を買いたい」というようにお客さまが増えたら、カタログの構成も当然変わります。その場合は、1位の「予算」分類が目立つように目次ページを構成し、2位「築年数」・3位「地域」は、索引にまわす必要があります。

 

製品・商品カタログ作成の際には、「興味別分類」や「順番別分類」を、臨機応変に組み合わせたり、複数の分類基準をうまく使いこなしたりして、ユーザーにとって便利なカタログ作りに挑戦されてください。

 

 

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