周年記念誌の作り方|デザイン作成ソフト・手順・企画

病院・福祉施設周年記念誌の作り方とテンプレートデザイン例

 

編集ソフト「ブックマ」による社会福祉施設の周年記念誌デザイン例

 

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低予算・短時間!雑誌型周年記念誌の作り方

制作が簡単。効果が高い。雑誌のような「ビジュアル系周年記念誌」を自作するための「作り方・企画内容・デザイン作成ソフト」をご紹介します。

 

書籍系記念誌と比べ、雑誌型周年記念誌は、ページ数が40P程度と少なめでも十分。

 

 

「○○さん、若いときは、こんな髪型だったんだ」、「○○さん、昔、この部署にいたのですね」など、往時を知らない読者との会話も弾み、組織の一体感を増すのに活用できます。

 

ホンラボでは、組織の経営陣・上司・若手を巻き込み、「ワイガヤ」での記念誌自作をお勧めしています。「会社・商工会・学校・病院・協議会・協会・同好会・研究会・業界団体」など様々な団体で、雑誌型周年記念誌をご活用ください。

 

 

 

初めての記念誌作成! 「人手と時間」が足りないご担当者へ

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bookumaは、記念誌専用テンプレート・シンプル機能のみ、しかも経験豊富なプロの無料アシストがあり、デザイン作業を大幅削減できます。

無料アシストは、「記念誌表紙・本文デザイン支援」・「事前データ問題チェック」・「WEB用PDFご提供」など多彩です。詳しくは、下記リンクへ

 

 

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周年記念誌の作り方|情報収集から配布まで

 

 

1.リサーチ・情報収集|周年記念誌の作り方

 

情報の収集・整理

記念誌の主な「情報収集方法」は、「人から」と「資料から」の2つ。「人から」は、「以前の記念誌担当者」・「組織の経営・運営の責任者(相談役i・会長・社長・理事長・校長など)」・「管理職(支社長・工場長・部長など)」・「現役社員・OB社員」・「組合委員長」・「古くからのお取引先」・「所属業界団体・協会などの幹部」など。

「資料から」は、「過去の記念誌・広報誌・社内報」・「過去の販促資料(パンフレット・カタログ・宣伝ポスターなど)」・「会社のデータ資料(売上高・社員数の推移など)」・「マスコミ掲載物」・「同業他社の記念誌事例」などとなります。

集めた情報は、企画資料として、整理・保存しておきましょう。

 

 

過去画像収集する

記念誌企画に使える「過去のイベント写真」・「資料写真」・「人物写真」なども収集しておきましょう。早い段階で、経営陣・社員などに、欲しい写真を伝えたり、所持写真について尋ねてください。

また、昔の紙焼き写真のスキャニングを行う際は、事前に「印刷に必要な画像サイズ」の確認を。

 

 

取材対象者の連絡先確認

取材予定者の連絡先を一覧にまとめましょう。その際、ご高齢の退職者・外部組織者については、ご健在かどうか必ず事前確認を。

 

 

 

 

2.スタッフ・予算・スケジュール|周年記念誌の作り方

 

アシスタントスタッフの確保

記念誌作成には、「企画」・「資料収集」・「取材依頼」・「撮影・取材」・「執筆」・「デザイン」・「文字校正」など多岐にわたる作業があります。記念誌作成の開始前に、できるだけ多くスタッフを確保しておきましょう。とくに「文字校正作業」は、最低3人以上で行うのがお勧めです。

 

 

担当者の通常業務を減らす交渉を!

記念誌作成は、かなりの作業量です。担当者は、通常業務との兼務でパンクしないように、上長に対し通常業務を減らす交渉を必ずしましょう。

 

 

周年記念誌の制作予算・作り方を決める

予算を、決める際に注意点が一つあります。当初予定より、記念誌の作成ページ数が増えることは、とてもよくあること。そのような際、予算に柔軟性があるかどうか、事前に上長に確認しておきましょう。

 

 

周年記念誌のスケジュールを確認

記念誌の納品・配布スケジュールについて事前確認し、各種作業のスケジュールを逆算しましょう(ホンラボで制作を予定されているお客様は、スケジュールのご相談も歓迎です)

 

 

 

 

3.目的・優先順位の決定|周年記念誌の作り方

 

周年記念誌を発行する目的・意義を決める

一般的な記念誌発行目的は、「周年を祝うため」・「関係者に感謝の意を伝えるため」・「歴史・功績を記録に残すため」・「社員の団結を固めるため」・「過去を知り、未来へ生かすため」などが定番です。貴組織にあった記念誌発行の目的を決めてください。

 

 

記念誌の「何が一番重要?」 優先順位の確認を!

周年記念誌作成は、一定の専門知識も必要ですし、内容変更が頻発しやすいため、かなりの作業量となることがほとんど。他業務と兼任では、納期に間に合わなくなる可能性は、かなり高めです。ご担当者は、いざという時の調整に備え、「納期・予算・クオリティのどの部分が一番重要で、どの部分が妥協可能なのか」、優先順位を事前に上長に打診しておくとよいでしょう。

 

 

 

 

 

4.企画・ページ数・ラフレイアウト|周年記念誌の作り方

 

周年記念誌の企画を決める

周年記念誌の「目的・制作体制・予算・スケジュール・実現可能性」などを考慮して、「企画」を決めていきます。なお、企画決定時は、あとから不条理な変更要請が発生しないように、経営陣・上長の確実な意思確認を!

 

 

各企画のページ数、総ページ数を決める

周年記念誌の企画が決まったら、まず「各企画のページ数」を概算します。次に予算・スケジュールを考慮し「総ページ数」と「各企画ページ数」の調整作業を行いましょう。記念誌制作中に、企画ごとのページ数、総ページ数は、随時調整していきます。

 

 

各企画のラフレイアウトを作成する

取材を行う前に、各企画の簡単なラフレイアウトを作成しましょう。仮タイトル・写真点数・写真内容・文字数などが明確なラフレイアウトを作成しておくと、その後の取材・本番用レイアウト作成作業がスムーズに捗ります。

ラフレイアウトに迷う場合は、bookuma内蔵の記念誌系テンプレートをラフレイアウトの代用を。

 

 

 

 

周年記念誌の作り方|作成ソフトのデザイン例1

 

会社周年記念誌の関係者祝辞のレイアウトデザイン作成例

 

 

 

 

5.アポイント・取材・レイアウト|周年記念誌の作り方

 

取材依頼・アポイント

取材依頼文・フォーマットなどを作成の上、取材対象者に取材依頼を。なお、取材アポイントの際、その目的・取材内容などを前もって伝えると、当日スムーズに取材が進みます。

 

 

各企画の写真撮影・取材を行う

写真撮影の際は、ラフレイアウトの「写真の縦横比・画像サイズ」を意識して撮影し、インタビュー取材時は、必要な文字数を執筆できるだけの情報量があるか、常に確認を。

 

 

レイアウトデザインを作成する

撮影・取材が「ラフレイアウトの想定通り」だった場合は、その骨格を生かしたデザインで十分です。撮影・取材がラフレイアウトと大きく異なってしまった場合は、新たなレイアウトを考えましょう。(※ワードなどでレイアウト作成する場合は、事前にデータ作成上の上の注意点を確認してください。詳しくは、下記「記念誌作成ソフトについて」の項目へ)

 

 

 

 

 

 

6.原稿執筆・デザイン確定|周年記念誌の作り方

 

原稿を書く。簡単な校正を行う

原稿執筆の際は、レイアウトの「1行当たりの文字数×行数」という正確な文字数に合わせて執筆すると、不要なレイアウト変更が発生しません。作業効率・データ保存の観点から、執筆は、デザインソフトで行わず、ワープロソフトで行います。また、執筆開始前に、仮名送りや表記などは、統一ルールを作っておきましょう。

また執筆依頼をした原稿についても、この段階で、確実に集めておいてください。

 

 

レイアウトに画像を配置し、文字を流し込む

記念誌に掲載する画像・文章が集まったら、いよいよレイアウトデザインへの配置・入力です。その際、当初想定と異なる箇所がある場合、「画像や文字数に合わせてレイアウトを調整するか」それとも「レイアウトにあわせて、画像・文章量を変更するか」を検討してから、次の作業を行ってください。

 

 

最終デザイン案を確定する

記念誌全体のレイアウトデザインをみて、「色・文字・余白」などに統一感があるか、確認をしましょう。必要なら、微調整を行って、デザインを完成させましょう。

 

 

 

 

7.データ確認・文字校正・配布|周年記念誌の作り方

 

印刷用データの最終確認する

印刷データの問題には、「一般的に印刷データでNGとされていること」・「固有の印刷所でNGとされていること」の2種類があります。失敗を防ぐために、印刷発注前に、両者について事前確認しておきましょう。

なお、HonLaboでは、記念誌作成途中や、注文前に「印刷を行うのにデータに問題がないか」確認できるサービスをご提供しています。詳しくは下記の「事前データチェックサービス」記事へ。

 

 

事前データチェックサービスの利用手順と注意点

 

 

文字校正・権利関係の確認を行う。

記念誌文字校正で特に注意が必要なのは、「名前・組織名・製品名などの固有名詞」・「電話番号・年月日・データなどの数字」です。また、記念誌内に肖像権・著作権などの権利侵害がないかも念のため確認してください。校正は、最低3人以上で行うのがおすすめです。

 

 

印刷発注。記念誌の配布

校正作業が終わったら、いよいよ印刷発注です。印刷発注前に、最終確認を念入りにしてください。たいていの印刷所では、印刷発注後、わりとすぐに無料での「データ差し替え」・「キャンセル」ができなくなりますので、ご注意願います。印刷物が仕上がったら、検品後に配布です。取材協力者には、礼状も同封しましょう。

 

 

 

 

デザイン作業量を減らす工夫

以下点を意識すると、周年記念誌デザインの作業量を減らせます。

 

●各企画ごとのページデザインは、共通性を高くする。

●執筆依頼の際は、依頼する文字数を「40W×20行で、800字文字」などのように具体的に指示する(後から改行が発生すると、レイアウト上の文字数が変わるため)

●写真撮影を依頼する際は、「印刷に必要な画像サイズ」、「おおよその画像の縦横比」も伝える。

●室内の人物写真撮影は、顔色の明るさに注意してほしい旨を伝えましょう。

 

 

 

 

記念誌の見栄えをよくする4つの方法

 

会社周年記念誌のテンプレート使用の表2デザインと扉デザイン例

 

周年記念誌デザイン例|白紙の表2と本扉のレイアウトデザイン例

 

 

❶印刷用紙の変更

表紙印刷用紙を「コート180kg・220kg」にしたり、本文印刷用紙を「コート135kg・110kg」にしたりすることによって、冊子の体裁をグレードアップすることも可能です。ただ、冊子の綴じ方(中綴じまたは無線綴じ)・総ページ数によって最適な紙の厚さは異なります。ホンラボご利用時に、記念誌冊子の印刷用紙で迷われたら、お気軽にご相談ください。

 

 

❷表紙に「PP貼り加工」をする

表紙表面にフィルムを圧着する特殊加工を「PP貼り加工」といいます。PP(ポリプロピレン)を表紙表面に圧着することによって、表紙表面を保護し、光沢を出し、高級感が出せます。PP加工には、「ツヤあり」と「ツヤなし」の2種類のタイプがあります。

 

 

❸「表2・表3」を白紙ページにする

記念誌の場合、「表2(表紙の裏)」と「表3(裏表紙の裏」は、デザインを入れず、白紙ページにするとグンと高級感が出ます。特に、「無線綴じ」、「30P以上」、「表紙と本文の印刷用紙が別紙」のいずれかに該当する場合は、「白紙ページ」を強くお勧めします。なお、白紙ページでは、ページ番号も削除してください。

 

❹扉(本扉・中扉)デザインをいれる

40P以上の記念誌冊子の場合、「本扉(表2の次にいれる本文全体の扉)」や「中扉(章扉)」を入れて、冊子全体の高級感をアップするのもおすすめです。

 

 

 

 

各種「記念誌デザイン作成ソフト」のご紹介

 

会社・学校の周年記念誌の作り方デザイン事例。歴代社長紹介のデザイン例

 

 

bookumaでデザイン作成した「会社周年記念誌のデザイン」作成例

 

 

 

Adobe InDesign

冊子レイアウトデザインに最適のプロデザイナー定番ソフト。有料ですが高機能なので、この ソフトを使いこなせるなら、InDesignでの記念誌作成はお勧めです。ただし、プロ用ソフトですので使いこなすには、一定のDTP専門知識・習熟が必須です。

 

 

Adobe Illustrator

有料かつ高機能なグラフィックソフト。ポスター・フライヤーなどの印刷用データを作成するのには、最適のソフトです。冊子デザイン作成にはあまり向いていませんが、一定の手間を覚悟すれば、ページ数の多い記念誌を作ることも可能です。

 

 

ワード・パワーポイント

ワード・パワーポイントでも冊子デザイン作成は可能です。ただし冊子作成用ソフトではないので、よく事前調査を。特に、以下点について、調査・設定のうえ、デザインに取り掛かりましょう。

 

  • 印刷用のサイズ設定(仕上がりサイズと異なる)
  • トンボ(内トンボ・外トンボ)
  • 塗り足し
  • ページ内の適正な余白設定
  • 印刷に適正な画像解像度の設定
  • ソフトにおける色表現(RGB)と印刷における色表現(CMYK)の差
  • 発注予定の印刷所の受け入れデータ形式・制限内容
  • 印刷所で使用可能なフォント

 

 

bookuma

bookumaは、豊富な記念誌向きテンプレートを搭載しており、レイアウトの自由編集も可能。冊子デザイン初心者の方でも、面倒な設定、予備知識がほとんど必要なく、利用しやすいシンプルなソフトです。「トンボ」などは、事前設定済み。デザインを作成すれば、そのまま注文可能です。利用法は以下通り。

 

 

bookumaでの記念誌レイアウトデザインの作成手順

1.デザインソフトbookumaをダウンロードする

2.bookumaでブックタイプ「社内報(広報誌・記念誌)」を選ぶ

3.記念誌の企画内容・取材内容にあったテンプレートを選ぶ

4.bookumaの「テンプレ編集機能」でテンプレートのレイアウトを調整する

5.デザインに写真を配置して、原稿を流し込む

6.文字校正を行う

7.印刷発注を行う(bookumaでのデザイン作成は無料ですが、印刷発注は有料です)

 

 

なおbookuma搭載の記念誌向きテンプレートのデザイン例は下記へ。

 

記念誌|無料テンプレートとレイアウトデザイン作成見本

 

 

 

記念誌仕上がりが心配? それならHonLaboプロによる「記念誌無料デザイン支援」。詳しくは、下記バナーへ。

 

 

記念支援サービスバナー

 

 

 

 

周年記念誌の構成内容・企画コンテンツ

周年記念誌の基本的な「構成内容」・「企画コンテンツ」を紹介します。

 

 

記念誌表紙|代表者・施設建物などの写真が定番

目次(30P以上の場合、目次ありを推奨)

 

 

団体代表者(社長・理事長など)の巻頭挨拶・ロングインタビュー

関係団体代表・市区村長などからの祝辞

設立理念・社訓・経営方針・クレドなどの紹介

 

 

組織沿革史。「ビジュアル」年表

組織体制・組織図の紹介

展開事業の紹介

支社・営業所・工場・部署などの紹介

思い出フォトギャラリー(業務風景・社員旅行・式典など)

 

 

歴代会報誌・広報誌の紹介

歴代代表者の紹介

マスコミ掲載・VIP訪問などについての紹介

ボランティア・社会貢献の紹介

校歌・社歌などの紹介

 

 

 

創業・創設時代の秘話紹介

創業・創設メンバーの対談・座談会

大ヒット商品開発ストーリー

各部署・組織のヒストリー・あゆみの紹介

 

 

組織運営の危機と乗り越えストーリー

地震・洪水など大災害への対応ヒストリー

新型コロナウイルスとの闘い

 

 

現社員・会員等の未来へむけた座談会

現社員・会員等のスタッフ紹介(中小企業の場合)

現社員・会員等の一言メッセージ寄せ書き

編集後記

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